みかんせい人 たなかともこ ちきゅうを歩く

常にみかんせい(未完成)は常に変われること、あれもこれもオモシロイ。

大地と会話をしに(6)

まぁ、夜中は案の定?起こされるんで

ベッドに入ってからは

もうめっちゃ浄化・イージングしつづけるんですけど

 

 

2日目の夜は

ちょっと悲しい想いが沢山とどきました。

 

 

自然とかはね ホントにフトコロがひろいので

そこで人間がどういう建物をつくろうが

なにをして(含・自然破壊)変化を起こそうが

私の知る限り怒りを見せているものはありません。

どんな変化も「時がなしたもの」

そうやって受け止め ただその変化を歌い

恨むこともなく

それらとあること自体を自分の定めと達観してるかんじがある。

 

 

でも「ひとの思い」って

前後の経緯は「風化」していくのに

すごく悲しいとか辛いとかそういうものが

ぽつん、と残りやすいんだな と思いました。

前後の経緯が その残された思いにも分からないから

自分達(思い、というエネルギー)が何故そこにあるか

わからない ただ低い方に流れるようなエネルギーになってる。

 

 

だからただただ、

浄化して浄化していきました。

(というわけで翌朝は寝不足・・・)

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でもちゃんと浄化できたのかな、と理解出来るサインは分かり易く。

空の雲がほどけて溶けていくような雨と 朝焼け。

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東の厚い雲を切り裂くみたいに光が溢れて

 

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美しい日の出が続いて

新しいエネルギーが満ちあふれます。

 

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そして何もかもきらっきら。

こうも見え方が変わるとちょっと嬉しい。

 

 

 私が特別 ってわけじゃなくて

心を傾ける人すべてが

自然やその地に 一緒にいるよ、と語りかけることになって

それが浄化ってところに繋がるんだと思います。

 

 

だから国立公園は好きなんだな♪

 

 

 

 

 

大地と会話をしに(5)

このエリア、夏は雷雨もよくあるので

2日目は園内のロッジ泊。

雨は降られなかったけれど空には雲が多い。

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こんな空で夜6時半ってかんじ。

夕食はロッジ内のレストランに。

 

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ボンバーと呼ばれるビール、

660cc(!!)で12ドル。安い 笑

しかもペールエールだから、という以上に香り高い!

ここのハウススペシャルサラダをみんなでつつくうちに

メインが運ばれてきました。

 

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お料理は結構美味しいです。

これは私のスモークドラムTボーン。

 

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こちらもTボーンのポークチョップ。

 

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娘は外すことが無さそうなローストチキン

 

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ポークベリーはちみつソースがけ。

 

 

国立公園内のレストランは大体どこでも

やや高めではあるけれど 手の込んだ料理が出ます。

(上記のはそれぞれ20ー30ドルって感じ)

外すことが少ないのもなかなかポイント高し。

 

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食後は 部屋のバルコニーから夕陽を眺めて

コロラドワインを飲みながらぼーっとします。

 

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家族と動いているときや

自分の足で歩いているときは

土地や風の声ってあんまり聞こえません。

「人の気配」が強烈だから。

 

 

でも多分こういう場所の朝や夕方は

自然と だれでも無言で景色を楽しみながら

潜在意識で自然とコンタクトして会話してるんだと思います。

こういうロッジにテレビはやっぱりいらないって

私は思うんですよね・・・

大地と会話をしに(4)

ともこワードに(ほぼ私しか近い出来ないことば)

「殺人光線」ってのがあるんですが(笑)

ユタ・アリゾナコロラドネバダなんかの

乾燥した高地での 夏の強い日差しは

殺菌どころか殺人も出来そうな強さ、なんです。

そんな日にトレイルあるくとか

結構自殺行為・・・

 

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でもこの日は2つのレンジャーツアーを予約していて

午後のは特に、2時間ツアーなので

(といってもいろんな人が参加するので

運動量はたいしたことない)

かんかん照り、はちょっと泣きたいほどイヤ。

で、朝から「午後2ー3時に私達が歩くエリアに雲を。

でも雨はいらないよ!」と再び指令。

・・・どんだけ妄想だよ、だけどね

この指定時間と天気、大体確実です。(^^)

 

 

まずはクリフ・パレスと呼ばれるツアー。

携帯を車に置き忘れまして(笑)

谷の対岸から撮った写真しかありません w

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え?わからない?

これでどうだ。

 

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右手にみえるグループみたいに

私達もあそこに降り立って見てきました。

150の部屋があるんだそう。

 

その後 午後のツアーに向け移動。

この国立公園は 大きく分けて2つのエリアの遺跡があり

午後のツアーは そのもう一方のエリア、片道15マイルくらいのドライブ。

 

 

途中の遺跡も立ち寄りながら・・・・

・・・・ね?殺人光線な日差しでしょう?

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そしてやってきたのは「ロング・ハウス」

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ここは他とちょっと趣が違います。

この入り組んだ谷間の、突き当たりにあるんです。

 

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これで全体の1/3ってかんじ。

いかにLongか、写真のなかのひとの大きさをみて分かりますか?

 

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オット曰く「マチュピチュみたいな感じがする」

そうなんです、地のエネルギーが急斜面をかけあがってくるかのような

そんな場所。

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そしてこの写真の右手に人が数人地面を見ていますが

このあたりがセレモニー用に使われたと思われる広場。

上の谷のエネルギーが突き刺さるように届くところ。

 

 

あくまで個人的な印象ですけれど

ここは日本で言えば「清水寺とその門前町」みたいなところかな、と。

ネイティブアメリカンも太陽信仰であり

自然の中に様々な神をみつけていました。

 

 

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あ、そうそう。写真でちょっと分かったかもしれませんが

ちょうど訪れていた頃は 日陰になるような「厚みのある雲」がかかり

戻る頃にはキレイに光が差し 写真も撮れたんです。

Good job, guys!

あとから空をみれば

大きなものから順次に雲がちいさくなっていったのが分かります。

 

まー、私の妄想、ってことで・・・笑

 

 

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大地と会話をしに(3)

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キャンプはときどきやってたんですが

この数年はなかなか時間がなくて出来ず。

久し振りのキャンプは

子供達が大きくなって大分楽に。

オットと一緒に 地ビール・ワインで酔っ払って

全員寝袋にもぐり込んだのは夜9時くらい

 

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夜中に起きたのは

夢で起こされたから。

でも「夢」をそのまま信じるわけでもないんで

とりあえずトイレに・・・

 

いつの間にか月が天高く

ライト無しで歩けるようになっていました。

 

 

ここからの話は「怖い話」ではありません。

みえたのは「おばけ」ではないです

(私はオバケはみえません)

祭の盛装をした 部族の精霊となったものたちが

月明かりの下で待ってました。

 

 

あまりにキレイで

あまりにおごそかで

ついでにちょっと寒くて(笑)

その空気をこわしてしまわぬように

テントに戻り

 

 

感謝をこめて その場を含めた

ネイティブアメリカンの聖地の浄化と

残ってしまった悲しい想いの浄化をし

帰米まえにお会いした日本の神様たちとの

糸電話の端切れをお渡ししました。

 

 

お礼は 大地と風の歌で

そのまますとん、と眠ってしまいました。

(浄化してると パイプ役の役得というか

もの凄い眠気に襲われて 大抵寝ちゃうんですけどね)

 

 

そして翌日は

困るくらい晴天 笑

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つづく。

大地と会話をしに(2)

アメリカの国立公園には

その土地そのものを楽しむもの

自然保護とawarenessを目的としたものなんかと

ここ Mesa Verde National Parkみたいに

世界的にも大切なヒストリックエリアを保存する、という

そんなものもあるんです。

 

 

アメリカにはネイティブアメリカンの「自治国」ナバホ共和国があります。

ドルは使えますが かなりいろいろな自治権をもっている。

貧富格差も無知による差別もあるものの

自治国であるっていうのは

大事なことでもあるとは思うんですね。

 

で、メサベルデといえば

600年 ほぼ忘れ去られていた土地

いや、ネイティブアメリカンのひとたちにしてみれば

聖なる土地なもので 教えなかっただけ、かもしれないけど。

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降ったり止んだり、の雨は

ゲートシティでは土砂降り

個人的に「歓迎」だと知っているんだけど

こそっと うちの龍さんたちに

雲を割っておきなさい!と指示しておきました。

で、キャンプ場入りしたときはこの空 笑

ぐっじょぶ♪

 

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ゲートシティに立ち寄ったのは

レンジャーツアーチケットを手に入れるため。

これがないと入れない遺跡があります。

(2017年8月現在 スプルースという1箇所は天井部分が不安定で立ち入り禁止中)

で、ラッキーにも その3箇所全部二日間でまわれることに。

 

まずは「バルコニーハウス」

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辿りつくには

こんなハシゴを下りないとダメです。

 

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保存状態ももともといいほうだけど

もちろん 多くは沢山の歴史学者

ナショナルパークサービスの努力の賜。

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これが名前の由来

バルコニーのある家。

飛び出してるバルコニーをつくってる木や

その上のスプルースの枝やかぶせているクレイ(粘土)は

基本オリジナル!!!800年以上前のもの

 

 

 

コレをみていると

アメリカ南部〜メキシコの

f:id:Tomokotmk:20170815022713j:plainアドビ、といわれる家の建築の特徴のながれが

わかってきます。

 

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砂岩のあいだの窟状になったところに

家をつくり住んだとされています。

ここへの出入りは「岩壁伝い」

各部屋への出入り口は小さくて

当時のひとは小柄だったのだと推測されてます。

 

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そして それらの遺跡のあるところに

絶対条件であったであろう

「水源」

(見えるかな?拡大してね、下の方にキレイな水が溜まってます)

 

ちいさな土地の神様と 見えない蛇さん(?爬虫類っぽい)とが

じっとこちらをうかがっていましたので

挨拶だけしておきました。

 

 

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観光客、として足を踏み入れ

当時の人間の生活に思いを馳せる

そんなもんで 私の仕事はいいのか?と思いましたが

(というか いつも思ってる)

答はその数時間後にすぐ貰いました。

 

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これがOKでなくてなんというんでしょうか 笑

しかも殆どの人が気付いてない、

おい、いいのか、アメリカのキャンパー!ww

 

でも答あわせ?はまだ続く。