みかんせい人 たなかともこ ちきゅうを歩く

常にみかんせい(未完成)は常に変われること、あれもこれもオモシロイ。

古巣にて。

こんな 訳分からん文章を書いてますが

昔は真面目にキツい仕事?もやってたし

実は研究者の端くれだった時期もあります。

 

 

肩書きというのを全部置き去りにするのは

マズローの5段階(実は6段階)欲求のど真ん中を

すこん、と失うということでもあるんですけど

それをしてみて

初めて分かった自分というのもあったので

まぁ 後悔は全くないんですが

f:id:Tomokotmk:20170503223833p:plainwikiよりお借りしてます)

 

 

ちょっとご縁あって 日本の院生を

こちらの大学の研究室訪問に連れて行きました。

懐かしい古巣・・・(研究室は違うけど)

 

 

完全に院生の方の分野、というのとは違ってたのは承知のうえ

むしろ面白いことにチャレンジされている方なので

すこし「ずれた」科学分野を見る楽しさを伝えたく。

 

 

 

速攻で 院生のひとと私の友人の研究者とで

専門用語が飛び交う話が始まり

しかもお互い微妙に専門が違うけれど

基礎は知っている、という・・・

私が一番好きな交流です。

科学者版「異業種交流」

 

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(許可貰ってないから気持ちだけ隠しておくw)

 

 

そうそう・・・

こういう「しらないもの」「わからないもの」を

予測し実験し検証し裏をとり実用への案を練る

気の遠くなるような話でもあるのですが

科学ってこうやって進んできている

沢山のgeek*1が目をきらきらさせて

この世の不思議を少しずつ解明していく

私 この世界 好きだったんだなぁ・・・・

 

 

院生くんのラボの教授を

紹介された先の主任研究者(教授かな?)が

知っていました、研究内容含めて。

確かにニッチな研究分野ではありますが

そして友人の研究者も「ま、世界でも携わってるひとは限られてるから」と

当たり前の様に言いますが

(ワタシも昔はそういうのはアタリマエって思ってた)

実はそんなことはちっともない

情報が共有出来るご時世というのもあるけれど

「知っている事」も奇蹟

「出会いがあること」も奇蹟

奇蹟の2乗は どんなにレアか。

 

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懐かしい、昔大好きだった世界の会話と

そのレアな出会いに 神様たちのウィンクを感じたり

青春時代を思い返すような

そんな切なさと酔うような嬉しさを味わってました。

 

 

 

先端基礎科学と 未来へ進む若者。

いまやそこに ちょっと違うものをみているワタシ。

日々 地道な研究のなかから

あれこれの喜びを見出しているプロたち。

 

 

 

ほんとにこの世界はオモシロイ。

 

 

 

 

*1:和訳はオタクだけど、nerdより専門性を感じてちょっと凄いな、な気分のある言葉です。nerdもいわばオタク、でも社会性を失ってるって感じで、バカにした感じの意味合いです