古巣にて。
こんな 訳分からん文章を書いてますが
昔は真面目にキツい仕事?もやってたし
実は研究者の端くれだった時期もあります。
肩書きというのを全部置き去りにするのは
すこん、と失うということでもあるんですけど
それをしてみて
初めて分かった自分というのもあったので
まぁ 後悔は全くないんですが
(wikiよりお借りしてます)
ちょっとご縁あって 日本の院生を
こちらの大学の研究室訪問に連れて行きました。
懐かしい古巣・・・(研究室は違うけど)
完全に院生の方の分野、というのとは違ってたのは承知のうえ
むしろ面白いことにチャレンジされている方なので
すこし「ずれた」科学分野を見る楽しさを伝えたく。
速攻で 院生のひとと私の友人の研究者とで
専門用語が飛び交う話が始まり
しかもお互い微妙に専門が違うけれど
基礎は知っている、という・・・
私が一番好きな交流です。
科学者版「異業種交流」
(許可貰ってないから気持ちだけ隠しておくw)
そうそう・・・
こういう「しらないもの」「わからないもの」を
予測し実験し検証し裏をとり実用への案を練る
気の遠くなるような話でもあるのですが
科学ってこうやって進んできている
この世の不思議を少しずつ解明していく
私 この世界 好きだったんだなぁ・・・・
院生くんのラボの教授を
紹介された先の主任研究者(教授かな?)が
知っていました、研究内容含めて。
確かにニッチな研究分野ではありますが
そして友人の研究者も「ま、世界でも携わってるひとは限られてるから」と
当たり前の様に言いますが
(ワタシも昔はそういうのはアタリマエって思ってた)
実はそんなことはちっともない
情報が共有出来るご時世というのもあるけれど
「知っている事」も奇蹟
「出会いがあること」も奇蹟
奇蹟の2乗は どんなにレアか。
懐かしい、昔大好きだった世界の会話と
そのレアな出会いに 神様たちのウィンクを感じたり
青春時代を思い返すような
そんな切なさと酔うような嬉しさを味わってました。
先端基礎科学と 未来へ進む若者。
いまやそこに ちょっと違うものをみているワタシ。
日々 地道な研究のなかから
あれこれの喜びを見出しているプロたち。
ほんとにこの世界はオモシロイ。