みかんせい人 たなかともこ ちきゅうを歩く

常にみかんせい(未完成)は常に変われること、あれもこれもオモシロイ。

大地と会話をしに(7)

最終日はもうあちこちいくんじゃなく

車でぱぱっと回れるところだけ・・・と言っていたのですが

それが思いがけず

今回の「お仕事」の総まとめとなりました。

 

 

最後に行ったのが Sun Temple

太陽の神殿です。

 

f:id:Tomokotmk:20170816130206j:plain

ここはもう殆ど14世紀の

ここに住んだ先住民たちがこの地を離れる頃

作られたといわれます。

立ち去る前に作っていたのがこの神殿。

 

 

f:id:Tomokotmk:20170816130213j:plain

今は外の壁と(入り口だった?)窓から

こうやって中を伺い見ることしかできません。

 

f:id:Tomokotmk:20170816130537j:plain

それでも、なんだろう。

この胸を打つかんじ。

 

f:id:Tomokotmk:20170816130546j:plain

この度の間中 月がいつも見守ってくれていました。

Sun Templeは 祈る人が居なくなった今も

やっぱり大事なSacred area(神聖なところ)で

人々の記憶をもったこの地そのものが

かつて聞いていた祈りの歌を歌っています。

 

 

 

f:id:Tomokotmk:20170816130552j:plain

 

これらの遺跡の周りには

今の私達からすれば「こっちのほうが住みやすいだろうに」という

豊かな(特に水に恵まれた色をした)土地が広がっています。

 

f:id:Tomokotmk:20170816130549j:plain

なんでこっちのほうの、しかも

断崖絶壁なんかのあたりに・・・と思っていました。

 

 

戦いを逃れて,避けてやってきた

 

 

そう土地を吹き渡る風が教えてくれました。

 

 

ああ、そうだった。

このエリアの平坦な土地は昔

ネイティブアメリカンの交易も盛んで

しかも「ひどい部族間の戦いが絶えなかった」と聞きます。

 

 

人類はどこでも似たような歴史を歩んできているんです

豊かになるには奪わなければいけない

愛するものを守るため 先に相手を殺さねばいけない

けれど 戦う 以外を探した人達もいた。

安心して住めるところ

比較的安定して暮らせる所

そして

空(宇宙)太陽 土地 木々に

感謝を祈りという形で届けたところ。

 

 

もっと祈りをきちんと届けたい そんな場所が

Sun Templeなんだなー。

それでも 干ばつなのか気候の変化なのか

避けていた争いが近づいて来たのか

はたまた 平和すぎてその厳しい環境が抱える限界をこえた人口に

移動を決めた、ということなのか

あるとき 人々はこの地を去っていきました。

西暦1300年代と考えられています。

その後 祖先の聖なる土地 として

一部のネイティブアメリカンたちが時期になると祈りに来る以外

基本的には「忘れ去られた」場所となりました。

 

 

 

・・・って

私の知覚にのってきた 届いてきたものと

見聞きした「現在の学術見解」と

見ているものから受けとるもの とからの

謎解きをした 私の解釈ですからね 笑

ご興味わいた方はぜひ

こちらのほうにお運び下さいませ。

私なんかがきくよりもっと細かいことまで

もしかしたら聞けるかもしれません。