三年寝太郎、むくっと起きました。
うちの小象は14歳。
日本では中3、こちらでは「9年生」といって
Upper School(高校)の一番下の学年になりました。
反抗期も順調に過ぎ(あるいはまだ渦中)
「かーちゃんあっちいけ!」も時々復活する今日この頃。
長い長い(ホントに長かった。。。)夏休みの間
家から出ない、ごろごろしてる、
やれと言われたこともやらない、
返事は遅い、何言ってるんだかわからない。。。。
「三年寝太郎」の日本昔話がどこから出てきたか
すごくわかるぅぅぅ、と泣いていた(大袈裟)ハハなのですが。
(小象は左です、ねんのため)
オットも私も結局何もできず(させられず)
ここまできてしまいました。
が、
新学期が始まったら。
突然「SAT(全国統一テスト)受けて良い?」と私に聞く。
「どうぞ。」「いつならいい?」
「自分で決めたら?でも家族で予定があるときはダメだよ」
そんな会話が先日あって。
(本来、高校生活の後半?で受けるものらしい)
今日は夕食後「かーちゃん、高校って何年いけばいい?」
「何年でも?長かろうが短かろうが、
自分でこれを、と決めなければどっちにしても
あんまり変わらないんじゃない?」
・・・どうやら、単位をがんがんとって
はやく大学に行きたいらしい。
「どうして大学に行きたいの?」
「家を出て1人で暮らしたいから。」
おおおお!
三年寝太郎が、突然なにか自分で考え出した!!!
とはいえ。
「それはいいけど、生活費、学費を
自分で何とか出来るように考えなさいよ」
「・・・え?(笑)」
あ、これはずっと前から
親である私達と小象の約束事です。
自分から 私が所属する人権団体にも所属したい と
初めて言ってきました。
おどろき。
理由はなんでもいい。
家を出たい、というのは自立の最初の一歩。
本気なら自分で方法はきちんと探せばでてくるし
本人が一生懸命考えて、のことなら
私はそれでも良いと思う。
(社交性とか友達づきあいとか
それは小中学校で散々やらせたから もういいかと思う)
ま、この変化が
一時的にアタマをよぎったアイディア、で終わらないことを
ハハとしては切に願います・・・
新学期はじまって最初のPTAミーティング。
始業式はないので、こんなので親が気分を切り替える、
こちらの学校ってそんなもの。