ギリシャ(22)〜デルフィ2
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さてと、昔々のデルフィ(プロナイア(マルマリア)の神域)のあとは
現在「デルフィ遺跡」として知られる場所へ。
とにかく、昔から「アポロンの神託」をもらうために
沢山のひとが 捧げ物を持って訪れたそうです。
そしてポリス(都市国家)で代表して来たアテネのようなところは
捧げ物が多いので!宝庫もつくらなきゃいけなかったらしい。
状態がいいのは アテネの宝庫ですが
もちろんそれ以外のポリスの宝庫遺跡もありますよ。
ここのアポロン神殿はもう基礎部分しか残っていませんが
流石にくらっとするような
大地から巻き上がるエネルギーもあります。
(観光客の多いところって、薄められてしまう感じはあるんですけどね)
さて、デルフィ遺跡にかぎらず、ですが
ギリシャの聖地には 神様を楽しませるためでもあるんですが
ほぼ必ず スタジアムと円形劇場なんかもあるんです。
ちょっと登るけどね。
二枚目で分かるでしょうか、アポロン神殿の斜面の上に
斜面を利用した劇場があります。
そしてスタジアムは更に上・・・
直線の走るコースだけだったらしいですよ。
デルフィ遺跡の麓、すぐ隣には
考古学博物館もあります。
遺跡から見つかった 大切なものはこちらで保管。
この博物館、
大きすぎず、でも展示物も情報もものすごく多くて
なかなかイイですよ。
ちゃんとガイドしてくれる人がいたら益々いいかも
(じゃないと、多すぎる情報に訳分からなくなると思う・・・)
博物館を楽しんで、この日はそのあと
翌日のメテオラの門前町、カランバカに向かいます。
それにしても・・・ここの辺りからの風景。
オレンジ色の屋根も含めて 先日 中村凰伯先生に描いて頂いた
私の前世画の風景っぽくて!!!(向こう側から視てる画だけど)
ちなみに 先生のウェブサイトと
(描いてもらいたいひとは、FBで友達申請して
直接メッセージで先生にご相談くださいね)
さて。
カランバカに行く途中、ギリシャの歴史では有名な場所、
「テルモピュライ」をとおります。
「スパルタ」の屈強な300人の戦士が
国を守るためその場所で
数万の強大な敵を食い止めた場所です。
現在もこの地には
「旅人よ、行きて伝えよ、ラケダイモンの人々に。我等かのことばに従いてここに伏すと」
という言葉と共に
レオニダスとスパルタの兵士のための記念碑があります。
カランバカの宿までの道では
なんとも幻想的な空も見ることが出来ました。
夜は(お酒を買いに行けなかったので)
レストランでワインをオーダーして、部屋に持ち帰りました♪
(毎晩飲んでる。。。。)