みかんせい人 たなかともこ ちきゅうを歩く

常にみかんせい(未完成)は常に変われること、あれもこれもオモシロイ。

春先のギリシャへ(16)〜4日間ツアー開始!

★ 春先のギリシャ旅の各記事はこちらから ★

 

さて!本日からこの旅のハイライト?

4日間クラシックツアーです。

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ホテルロビーにて迎えを待つとき。ここのロビーの居心地良さ、凄いなと思いました。

朝6時半に朝食をとって(旅のときこの時間はツライ)

8時にホテルへ迎えに来てくれるツアー会社のひとと合流。

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予想に反し大型バスではなく、20人乗り位のベンツの派手なバス!

 

・・・・と、その前に、4日間ツアーとは?の話ね。

申し込んだのは再びこちらです。

最初日系の旅行会社に手配をお願いしたのだけれど

スイマセン、こちらのほうがオフシーズン割引きあったんです。

 

行程は下の地図をご覧下さい。

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赤が1日目、黄色が2日目、緑が3日目、ピンクが4日目です。

オットと話したんだけれど、

ギリシャって結局、「外国人が日本を旅する」ようなものかな、って。

それぞれの歴史を知ればどこもかしこも興味深いところ。

なので、世界遺産だけでもまわりたい、なんてなると

相当な田舎を移動することになるんです。

 

この行程、自分達でドライブして・・・というのも

考慮したんですけれど

普段から長距離移動する(それしかない)アメリカにいると

それが結構体力使うってわかるから・・・・

それに やっぱりガイドさんが欲しい。

理解は断然、ガイドさんがあった方が深まります。

 

で、ガイド付きツアー4日間$600はお得??ということで組み込みました。

オフシーズンは こうやって割引きもありますが

(注意深く探さないとダメですけど)

「出発日が限られる」ので

旅程を組むのは注意が必要です。

実際、最初は4日間ツアーを「2月26日(月)出発で」と考えていて

(月曜出発のみだったから)

よくよく調べたら そこはまだツアー催行がなかった・・・

 

 

全部旅行会社さんにお願いする、もいい手だとは思います。

(私、かなりの時間をリサーチにかけたので・・・)

 

さてさて。

ツアー客はなんと!我が家含めて7人!

ありがたかったですね、心配が少ない。

質問も 慣れてくれば日本人でもしやすい雰囲気で。

 

まずはアテネを出て、「1日クルーズ」で経由したピレウスを通り

コリントス運河」へ向かいます。

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車窓からのピレウスコリントス運河は何故かこの青緑。スゴイ高さで、橋の下にはシーズンならトライ出来るバンジージャンプ台が。

 

 

ピレウスアテネの外港、コリントスは昔から

交通の要所でした。

Wikiではこう書かれています。

 

コリントス運河は、閘門を持たない水位が一定の運河で、コリントス地峡の丘を一直線に縦断して掘られている。全長6343m、運河の幅は水面部で24.6m、河底部で21m、深さは8m、運河の途中に鉄道橋と道路橋があり桁下は52mとなっている。

 

 

コリントス運河ちかくのドライブインで休憩。

(休憩を兼ね、お土産物屋さんに立ち寄るのはある意味仕方ないが

既にここでコーヒーに1ユーロ高く取られる。

ある意味諦めてる私達もいけないかもしれないが

こういうの、めっちゃ心象悪くなるよな・・・・)

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このタイプのケーキ何度か見かけたんだけれど、下のスポンジが糖蜜に漬けてあってむちゃくちゃ甘い・・・

ちょっと興味あってスイーツ買ってみたら

いきなりフォークを突き刺された 爆笑

日本じゃ、ないよな。 

 

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運河からミケーネに向かう。運河ちかくにアクロコリントスがみえる。

次は世界遺産のミケーネにむかいます。

と、その前にコリントスアクロポリスが。

アクロポリスアテネの専売特許じゃなくて 笑

「一番高いところ」という言葉なので

古い街には大抵、あるんだそうです。

アクロコリントスも、いろいろオモシロイみたいですよ。

 ↑ Wikiをリンクしておきます。

 

 

あ、ちなみに英語の発音だとミケーネは「マイシーニ」にきこえます。

ミケーネの、という形容詞は「マイシニアン」

最初全く分からなかった 笑

イラクリオンが「ヘラクリオン」も、英語発音ね。

そのうち出てくるけどデルフィの巫女「ピュティア」は

英語では「パイシニア(シ、はth発音な)」となり

大型の蛇パイソンの語源なんだな、というのが直感的にわかります。

 

で、で。

世界遺産ミケーネ。

言わずとしれたシュリーマンの「古代への情熱」でも語られる

ミケーネ文明の証しがここ。

ちなみに、ホントにオモシロイので読んで欲しいわ。↓ 

古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)

古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)

 
古代への情熱―発掘王シュリーマン自伝 (角川文庫ソフィア)

古代への情熱―発掘王シュリーマン自伝 (角川文庫ソフィア)

 
古代への情熱―シュリーマン自伝 (1954年) (岩波文庫)

古代への情熱―シュリーマン自伝 (1954年) (岩波文庫)

 

 

とにかくですね。

シュリーマンによって「神話」だと思われていた文明が実際存在していた、

それがミケーネ。

 

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まずはミュージアムでガイドさんの説明(スゴイ情報量!)を聞いて。三枚目は あたりまえのようにそこら中にあるオリーブの木。(手が届く範囲に実はなかったから、みんな同じことを考えるんだろう。。。ww)

 

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「遺跡」の外から。そしてミュージアムから坂を上り、ライオン像のある入り口へと。
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獅子門!!この素晴らしい構造も建築学的にピラミッドとの類似をみるんだそうで。

 

 

全部で2時間くらいあった時間も、

歴史や建築構造の話なんかを聞いて見て回ると足りないくらい。

写真が多いので、それらは次の記事で・・・