みかんせい人 たなかともこ ちきゅうを歩く

常にみかんせい(未完成)は常に変われること、あれもこれもオモシロイ。

オモシロイひと。

昨夜、子供達の話にくらいついてしまった。

いえ、叱るとかじゃなく

本気で「興味しんしん」という意味で・・・

 

 

うちの子たちは

upper schoolの9年生、10年生なんだが

(日本で言うと高校0年生、高校1年生かな)

息子が突然「どうしてB(10年生の子)って嫌われてるの?」と

同級生の姉に聞いてる。

姉に言わせると 嫌われているというより変わっているのだそうだ。

「今日ランチルームで同じテーブルに座ったんだよ

それで話しかけたらさ。

固まって じーっとこっち見て何も言わないの。

なんか悪い事したかと思って後は話しかけなかった」

 

 

ええええ、それはさぁ

高校生の男の子でしょ?

女の子のグループに話しかけられて

固まるなんて、当たり前だろ?

 

 

「でもね、Vみたいなのはうざい(笑)けど、

何でもかんでも話に入ってこようとするからね、

Bは ただ変わってるんだよ。

頭良いんだよーすごく。

「Bってさ、きちっとした格好しててさ、

ブリーフケースもって歩いてて

姿勢良くて 背が高くて・・・

   近寄りがたいんだよね」

(息子は小さい。私の身長をようやく追い越したところ。)

 

 

聞いてみると 学校指定のブレザーを着て

中にはオックスフォードと呼ばれるボタンダウンのシャツをきて

(このオックスフォードか、ポロシャツが学校指定)

ぴかぴかの革靴履いて

オトナが持ちそうなブリーフケースで学校に来るんだって。

アメリカの中・高は クラスごとに生徒が移動するから

そのときいつも姿勢良くその格好で、かつ背が高くて・・・

その姿は目立つだろうね・・・

 

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だけど、聞けば聞くほど興味深い。

アメリカって多様性が受け入れられてる、ってのは

オトナになった場合よね。

子供達は多民族国家だからこそ

他の人と違う、を曲げない人 に対しては

下手をすると酷いイジメが起こります。

 

 

そんななかで自分のスタイルを崩さない。

自分が心地よく かつ周りを不快にする訳ではない

それならOK, 誰に媚びる必要も無い。

アタマもいい。

 

 

ちょっと待ちなさいよ、

面白そうじゃない!

その子と仲良くなってよ!!!

お母さん、そういう子大好き!!!

 

 

きっと子供のように目をキラキラさせたんだろうな、

子供達が「はぁ?」ってな目で私をみるんです(^^;

 

 

それで思い出しました。

私、昔からそういう「変わった」と評価される人が大好き。

だって!

明らかに大多数とは違う「視点」を持ってるんだよ?

そして 話してみると大抵

ものすごく面白いんだ。人間としてね。

 

 

オトナになると そういう「変わった」ひとには

ほとんど会わなくなります。

なにかの「隠れ蓑」を着るからね。

研究者系に「変わった」ひとは実は多いのだが

私の好みの「変わった」は、作業着や白衣の下では見つけにくい。

 

 

あーーーいまさぁ、

私「変わったオモシロイひと」に会いたくて仕方無いんだなぁ。

と、再自覚したところです。