大地と会話をしに(7)
最終日はもうあちこちいくんじゃなく
車でぱぱっと回れるところだけ・・・と言っていたのですが
それが思いがけず
今回の「お仕事」の総まとめとなりました。
最後に行ったのが Sun Temple
太陽の神殿です。
ここはもう殆ど14世紀の
ここに住んだ先住民たちがこの地を離れる頃
作られたといわれます。
立ち去る前に作っていたのがこの神殿。
今は外の壁と(入り口だった?)窓から
こうやって中を伺い見ることしかできません。
それでも、なんだろう。
この胸を打つかんじ。
この度の間中 月がいつも見守ってくれていました。
Sun Templeは 祈る人が居なくなった今も
やっぱり大事なSacred area(神聖なところ)で
人々の記憶をもったこの地そのものが
かつて聞いていた祈りの歌を歌っています。
これらの遺跡の周りには
今の私達からすれば「こっちのほうが住みやすいだろうに」という
豊かな(特に水に恵まれた色をした)土地が広がっています。
なんでこっちのほうの、しかも
断崖絶壁なんかのあたりに・・・と思っていました。
戦いを逃れて,避けてやってきた
そう土地を吹き渡る風が教えてくれました。
ああ、そうだった。
このエリアの平坦な土地は昔
ネイティブアメリカンの交易も盛んで
しかも「ひどい部族間の戦いが絶えなかった」と聞きます。
人類はどこでも似たような歴史を歩んできているんです
豊かになるには奪わなければいけない
愛するものを守るため 先に相手を殺さねばいけない
けれど 戦う 以外を探した人達もいた。
安心して住めるところ
比較的安定して暮らせる所
そして
空(宇宙)太陽 土地 木々に
感謝を祈りという形で届けたところ。
もっと祈りをきちんと届けたい そんな場所が
Sun Templeなんだなー。
それでも 干ばつなのか気候の変化なのか
避けていた争いが近づいて来たのか
はたまた 平和すぎてその厳しい環境が抱える限界をこえた人口に
移動を決めた、ということなのか
あるとき 人々はこの地を去っていきました。
西暦1300年代と考えられています。
その後 祖先の聖なる土地 として
一部のネイティブアメリカンたちが時期になると祈りに来る以外
基本的には「忘れ去られた」場所となりました。
・・・って
私の知覚にのってきた 届いてきたものと
見聞きした「現在の学術見解」と
見ているものから受けとるもの とからの
謎解きをした 私の解釈ですからね 笑
ご興味わいた方はぜひ
こちらのほうにお運び下さいませ。
私なんかがきくよりもっと細かいことまで
もしかしたら聞けるかもしれません。
大地と会話をしに(6)
まぁ、夜中は案の定?起こされるんで
ベッドに入ってからは
もうめっちゃ浄化・イージングしつづけるんですけど
2日目の夜は
ちょっと悲しい想いが沢山とどきました。
自然とかはね ホントにフトコロがひろいので
そこで人間がどういう建物をつくろうが
なにをして(含・自然破壊)変化を起こそうが
私の知る限り怒りを見せているものはありません。
どんな変化も「時がなしたもの」
そうやって受け止め ただその変化を歌い
恨むこともなく
それらとあること自体を自分の定めと達観してるかんじがある。
でも「ひとの思い」って
前後の経緯は「風化」していくのに
すごく悲しいとか辛いとかそういうものが
ぽつん、と残りやすいんだな と思いました。
前後の経緯が その残された思いにも分からないから
自分達(思い、というエネルギー)が何故そこにあるか
わからない ただ低い方に流れるようなエネルギーになってる。
だからただただ、
浄化して浄化していきました。
(というわけで翌朝は寝不足・・・)
でもちゃんと浄化できたのかな、と理解出来るサインは分かり易く。
空の雲がほどけて溶けていくような雨と 朝焼け。
東の厚い雲を切り裂くみたいに光が溢れて
美しい日の出が続いて
新しいエネルギーが満ちあふれます。
そして何もかもきらっきら。
こうも見え方が変わるとちょっと嬉しい。
私が特別 ってわけじゃなくて
心を傾ける人すべてが
自然やその地に 一緒にいるよ、と語りかけることになって
それが浄化ってところに繋がるんだと思います。
だから国立公園は好きなんだな♪
大地と会話をしに(5)
このエリア、夏は雷雨もよくあるので
2日目は園内のロッジ泊。
雨は降られなかったけれど空には雲が多い。
こんな空で夜6時半ってかんじ。
夕食はロッジ内のレストランに。
ボンバーと呼ばれるビール、
660cc(!!)で12ドル。安い 笑
しかもペールエールだから、という以上に香り高い!
ここのハウススペシャルサラダをみんなでつつくうちに
メインが運ばれてきました。
お料理は結構美味しいです。
これは私のスモークドラムTボーン。
こちらもTボーンのポークチョップ。
娘は外すことが無さそうなローストチキン。
ポークベリーはちみつソースがけ。
国立公園内のレストランは大体どこでも
やや高めではあるけれど 手の込んだ料理が出ます。
(上記のはそれぞれ20ー30ドルって感じ)
外すことが少ないのもなかなかポイント高し。
食後は 部屋のバルコニーから夕陽を眺めて
コロラドワインを飲みながらぼーっとします。
家族と動いているときや
自分の足で歩いているときは
土地や風の声ってあんまり聞こえません。
「人の気配」が強烈だから。
でも多分こういう場所の朝や夕方は
自然と だれでも無言で景色を楽しみながら
潜在意識で自然とコンタクトして会話してるんだと思います。
こういうロッジにテレビはやっぱりいらないって
私は思うんですよね・・・
大地と会話をしに(4)
ともこワードに(ほぼ私しか近い出来ないことば)
「殺人光線」ってのがあるんですが(笑)
乾燥した高地での 夏の強い日差しは
殺菌どころか殺人も出来そうな強さ、なんです。
そんな日にトレイルあるくとか
結構自殺行為・・・
でもこの日は2つのレンジャーツアーを予約していて
午後のは特に、2時間ツアーなので
(といってもいろんな人が参加するので
運動量はたいしたことない)
かんかん照り、はちょっと泣きたいほどイヤ。
で、朝から「午後2ー3時に私達が歩くエリアに雲を。
でも雨はいらないよ!」と再び指令。
・・・どんだけ妄想だよ、だけどね
この指定時間と天気、大体確実です。(^^)
まずはクリフ・パレスと呼ばれるツアー。
携帯を車に置き忘れまして(笑)
谷の対岸から撮った写真しかありません w
え?わからない?
これでどうだ。
右手にみえるグループみたいに
私達もあそこに降り立って見てきました。
150の部屋があるんだそう。
その後 午後のツアーに向け移動。
この国立公園は 大きく分けて2つのエリアの遺跡があり
午後のツアーは そのもう一方のエリア、片道15マイルくらいのドライブ。
途中の遺跡も立ち寄りながら・・・・
・・・・ね?殺人光線な日差しでしょう?
そしてやってきたのは「ロング・ハウス」
ここは他とちょっと趣が違います。
この入り組んだ谷間の、突き当たりにあるんです。
これで全体の1/3ってかんじ。
いかにLongか、写真のなかのひとの大きさをみて分かりますか?
オット曰く「マチュピチュみたいな感じがする」
そうなんです、地のエネルギーが急斜面をかけあがってくるかのような
そんな場所。
そしてこの写真の右手に人が数人地面を見ていますが
このあたりがセレモニー用に使われたと思われる広場。
上の谷のエネルギーが突き刺さるように届くところ。
あくまで個人的な印象ですけれど
ここは日本で言えば「清水寺とその門前町」みたいなところかな、と。
ネイティブアメリカンも太陽信仰であり
自然の中に様々な神をみつけていました。
あ、そうそう。写真でちょっと分かったかもしれませんが
ちょうど訪れていた頃は 日陰になるような「厚みのある雲」がかかり
戻る頃にはキレイに光が差し 写真も撮れたんです。
Good job, guys!
あとから空をみれば
大きなものから順次に雲がちいさくなっていったのが分かります。
まー、私の妄想、ってことで・・・笑